室内でアガベや塊根植物等植物を育てるために植物育成ライトを購入したものの、
どういうふうに植物にライトを当てれば一番いいのか疑問に思ったことはありませんか?
実は、植物にとって最適なライトの当て方というのが存在するんです。
ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht
この記事では、植物を植物育成ライトで育てる場合に、最も適した当て方というのを解説します。
株の真上から垂直に当てる
植物を効率良く成長させたいなら、真上から垂直に光を当てましょう。
なぜ真上からなのかと言うと、最も広い範囲に光を当てることができる角度だからです。
植物は光合成をして養分を作り出すことで成長しているのですが、
葉の表面に光が当たらないと光合成することができません。
※当たらない範囲が広いと、光に当たる範囲を増やすために葉を伸ばしてきます(徒長)。
特にアガベは光を沢山取り込むために放射状に展開していきます(画像参照)
ちなみに植物は、
・葉の裏側(画像の青〇)で排水を
しています。
なので、光が足りない場合はなるべく光を取り込むために、
葉を伸ばす(即ち徒長)というメカニズムなんです。
裏側で排水するから、サーキュレーターは横か斜め下から当てるといいよ
ポイントは当たる位置を変えること
結構見落としがちですが、満遍なく葉に光を当てるために鉢の向きを変えましょう。
こちらの画像はライトの位置は固定で、鉢を90°回転させた場合の様子です。
赤丸の中の葉の右下側に影がありますよね?
それが、90°傾けると無くなります。
プレステラ等の四角いタイプを隙間なく敷き詰めている方も多いと思います。
そうしてしまうと、90°毎にしか回転させることができません。
単灯タイプとパネルタイプどっちがいいの?
はっきり言って工夫次第なので、どちらがいいとも言えませんが
パネル一個とソケットタイプの単灯タイプ1個ならパネルタイプが良いでしょう。
というのも、単灯タイプは中心に一個しかLEDが無く、中心から放射状に光が発せられるます。
そのため、中心から外の葉には斜めから光が当たることになるため、
その葉よりも外側の葉は必ず陰になってしまいます。
じゃあ単灯タイプのライトは価値無しやん、、、って思うかもしれませんが、
単灯タイプは単灯タイプなりに弱点を補えたり、良い面もあります。
例えば照射範囲で言うと複数個使用すれば、影ができにくく照射することができます。
また、パネルタイプには出せないお洒落なレイアウトも可能です。
スポットライトような使い方ができるので、植物を良い感じに見せながら育てることが可能です。
めちゃくちゃかっちょ良くないですか?
ちなみにこちらのライトはTSUKUYOMIという少し高価なライトです。
おすすめライト【単灯編】
【HASU38 Spec9】
先ずは私おススメのHaru designから発売されている”HASU38 Spec9″です。
こちらは単灯タイプの中で価格、性能共にバランスの取れたライトで、
別売りの広角反射板を付ければ広い範囲を強い光で照らすこともできます。
交換パーツが販売されているので、アフターケアも万全
【COSMO】
お次は最近出始めの”BRIM”というメーカーから発売されているCOSMOというライトです。
こちらはHASU38の対抗馬的存在で、価格がHASU38より10%程度低いので、
ライトにそこまで出せないけど性能は妥協したくない!という方にオススメ
※Amazon限定販売
【Neo Amateras】
高級ライトの代名詞Amaterasの進化版。
ライトの照射性能自体はHASU38やCOSMOからは少し劣りますが、
蓋が石彫にデザインされていたり、フィンが直線的なデザインなので
見た目にも拘りたいという方にオススメのライトです。
【Light STAFF】
こちらもHaru designから発売されているライトで、このライトの特長はなんといっても
という点です。
植物育成ライトはパネルタイプにしかり単灯タイプにしかり、
一度設置してしまうと、後からライトの高さを調整することが難しいです(非常にめんどくさい)
その点このライトは、先端のリングを回せば簡単に照射範囲を調整できるので
非常に使い易いライトです。
光も強過ぎないため、葉焼けのリスクが低くオススメ
おすすめライト【パネル編】
【MARS HYDRO TS-1000W】
もうね。最強。
アガベガチ勢の愛用者も多いMARS HYDRO 。
単灯タイプに比べて広い範囲を満遍なく照射できるため、
ガンガンかっちょいいアガベを沢山育てたい!!という方にはとてもおすすめです。
しかも上記のタイプにはない、
・LEDが高寿命100,000時間(24時間フル稼働で11年)
こういった特徴があります。
【PANEL A】
お次はBRIMから発売されているPANEL Aという商品です。
こちらもアガベ界隈では良く使用されているパネルライトです。
価格はそこそこに、フルスペクトルで広範囲に照射できるので、
子株を沢山育てている方にオススメです。
消費電力は単灯タイプ2個分程度(45W)なので、電気代もそこまで高くならないよ
まとめ 満遍なく真上から光が当たるように工夫しよう
ライトと株の位置はずっと同じ配置になっている人も多いのではないでしょうか?
そうしてしまうと、影になる位置が毎日同じなので非常にバランスが悪くなります。
なので、日々少しずつ配置を変えて当て方を工夫しましょう。
水遣りのときとか、鉢を持ち上げた時に配置を変える。とか決めておくといいよ
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