どうも。お気に入りのアガベをかっこよく育てるために室内で”植物育成ライト”に当てながら育てる人柱冨蔵です(@Tommy_steel_ht)
比較的低価格で必要な明るさを確保できるHARU Designの”HASU 38 Spec9 6K”を購入しました。
一灯7,000円程度で、
・植物が育つために必要な光の波長の強さ
を確保することができます。
この記事では比較的安価で、植物を育てるために十分な性能を確保できる
”HASU 38 Spec9 6K” (以後HASU)
について解説してきます。
ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht
HASU38 Spec9 6Kの特長はコチラ
植物育成ライトを選ぶ基準
植物育成ライトで植物を育てるために必要なポイントは
・太陽光に近い光の密度
が再現できることです。
要は太陽最強!!
植物育成ライトで太陽光を再現できたら、天候に左右されずに室内で安定して光を当てれるね~
太陽光に近い光ってどれくらい?
真夏の太陽光の晴天で10万ルクス。
植物育成ライトを選ぶ基準は”ルクス(lx)”が高ければ高いほど良いって感覚でいいと思います。
うん。光束とか言われてもわからん。
光の弱いライトでも、ライトに植物を近づければ数万ルクス程度確保できますが、
ほぼライト直下限定なんですよ。
強い光を照射できるライトというのは
即ち強い光が広い範囲に照射できるライトといういことになります。
ですので、植物育成ライトで気にすべきポイントは、照度(〇〇ルクス)に加えて、
その照度を出せる距離が大きいかどうか。
※HASUは40cmの距離で76,300ルクスです。
太陽光に近い光の密度って?
太陽の光の密度はおよそ2000 μmol/m2・s。
この光の密度:【光合成有効光子束密度(以後PPFD)】が高い程
植物は良く光合成して成長します。
照度は何となくイメージできると思いますが、光の密度、、、ムリ。見えんし。
なんですが、実は光の密度PPFD
が植物が良く育つために必要な指標なんです。
ってことで簡単に説明すると
そのエネルギーの密度が高い方が良く光合成するので、
PPFDの数値を気にしましょうということです。
※HASUは1224 μmol/m2・sです。
アマテラスで406 μmol/m2・s、ツクヨミは507 μmol/m2・sなので数値の高さが一目瞭然ですね
HASU38 SPEC9 6Kの特長
植物育成ライトとしての性能が高い(照度、光の密度が高い)
前項で説明しましたが、照度、光の密度(PPFD)が高く、
植物育成ライトとして申し分ない性能です。
その他の人気な植物育成ライトと比較すると、、、
【製品名】 | HASU38 Spec9 | AMATERAS | TSUKUYOMI |
【 照度 】 | 76,300lux | 18,050lux | 21,690lux |
【 PPFD 】 | 1224 μmol/m2・s | 406 μmol/m2・s | 507 μmol/m2・s |
【 口金 】 | E26 | E26 | E26 |
【 消費電力 】 | 22W | 20W | 20W |
【 定格寿命(h)】 | 40,000時間 | 30,000時間 | 20,000時間 |
【1か月の電気代】※ | 220円 | 200円 | 200円 |
【値段の目安】 | 5,400円※ | 13,000円 | 13,000円 |
※2023年5月の価格に見直し
※1か月の電気代:1日12時間照射×31日(1kWh単価27円で計算)
消費電力が他よりも10%高いので電気代としては高くはなるものの、
他の性能が一歩リードしています。
一灯でこれくらいのランニングコストなら割と気軽に使えますね~
アフターサービスが良い
HASUのアフターサービスが良いところは、
有料ですが一番壊れやすいドライバに加えて、
LEDチップも交換してくれます(消耗品はコチラ)。
家のダウンライトに使用しているLEDライトもそうですが、ランプの寿命40,000時間(14年くらい)
でも2、3年とかで直ぐ切れたしますよね?
あれ、LEDチップそのものの寿命ではなくて、
その他の部分が先に壊れる
からなんです。
それならLEDチップより先に壊れる部品の寿命書いてよ、、、って思いますよね
HASUを販売しているHARU Design 公式にも同様の内容が載っています。
はんだ付け等簡単な作業ができれば自分で交換することも可能なようです
部品を交換しながら長く使えるのはいいですよね。
照射範囲はどのくらい?
どれくらいの範囲が効果的に照らせるのかと言うと、、、
プレステラ90(7.5㎝×7.5㎝)で9~16個分くらいです(16個はちょっと苦しいかも)。
ライト直下から20㎝も離すと4000lxまで落ちるので、使えないレベルに照度が落ちます。
せいぜい半径10㎝~15㎝くらいが実用レベルと思います。
・直下は概ね数値通りです
・10cm外側でまぁ使えなくもないかというレベル
・20㎝も離すと実用では使えないレベルの照度まで落ちます
ある程度ライトから株までの距離を離す必要があるので、高さ方向の余裕も必要です
照射したい範囲から、購入するライトの数を決めておく方が良いと思います。
まとめ:高性能で低価格
今後生産者の技術がどんどん進歩してHASUよりも高性能で低価格な製品は出てくるでしょう。
ですが、現時点(2023年始)ではHASUの性能と値段が頭一つ出ている印象です。
実際使い始めてから、葉の形も変化してきていますので、効果も表れています。
以下の赤マルの部分の葉がHASUを当て始めてから展開した葉なんですが、
周りの葉に比べてめちゃくちゃ短葉でムチムチしてきました。
冒険せず無難に良く植物が育つLEDライトが欲しい方にはHASUはオススメです。
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