お気に入りのアガベをめちゃくちゃ増やしたいと思ったことありませんか?
理由は売って儲けたいとか、自分オリジナルの苗だからオススメしたいとかいろいろあると思います。
”メリクロン”という方法を使えば、その願いは実現されます。
結構巷で出回り始めていて、自分もメリクロンしてみたいなって思った人も多いと思います。
実は、ある程度覚悟がいる栽培方法で、注意すべきことが沢山あります。
ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht
この記事ではアガベをメリクロンで増やす方法と注意点について解説していきます。
この記事を読めば、アガベを増やす方法としてメリクロンを選択するべきか否か判断できるようになります。
メリクロンって何?
メリクロンというのは、、、
メリクロンとは、メリステム(meristem、主として茎頂 (shoot apex) のメリステム)とクローン (clone) をつなぎ合わせて作られた言葉。すなわち、茎頂培養のことを言う(メリステムのことを和訳して分裂組織という)。
いやいや。
”すなわち、茎頂培養のことを言う” って言われても全然ピンとこねぇ、、、
ってなりますよね?
要はね、草をばらばらにして組織を採取して、その組織からクローンを作るっていうことなんです。
なんだか難しそうですよね~
どうやってメリクロン苗を栽培するの?
個人がメリクロン苗を栽培する場合大きく二つの方法があります。
・外部業者に委託して栽培してもらう(高コスト、失敗リスク中)
自分でもできるんかよ!!と驚くと思いますが、いくつかのポイントを注意すれば可能です。
個人で栽培キットで栽培する場合
栽培キットをネットで購入して自分で植物を切り刻んで栽培する方法です。
コチラにキットが売っていますので、購入して説明書に沿って栽培しましょう。
というのも、カビ等の菌が増殖すると失敗してしまうからです。
これでも一番安いボックスなので、それなりの覚悟が必要になります。
装置もさることながら、栽培期間もかなり必要で2年くらいはザラに掛かります
外部業者に依頼して栽培する場合
費用は掛かるけど、失敗のリスクが低いのはやはりプロの外部業者に頼むことです。
こちらの記事でも少しメリクロンについて触れていますのでよければ読んでみてください。
ちなみに、外部業者にメリクロン苗の栽培依頼をした場合、
かなりの費用と時間が掛かることを覚悟しておかなければなりません。
切り出し料 | 10万円程度 |
維持費(2年間) | 10万円程度 |
苗料 | 5万円程度/100株 |
※業者に問い合わせたときの回答内容を載せています。
維持費というのは、細胞を採取して土に植えられるくらいまで大きくするまでに掛かる管理費です。
一株2,500円~3,000円以上で売れそうな品種ならなんとかなりそうですね~
ちなみに、外部業者(プロ)に依頼しても失敗するリスクはあるとのこと
まとめ 爆発的に増やしたい場合にのみメリクロンしよう
販売する目的でメリクロン苗を栽培する場合、
確実性の高い外部業者に頼むと一苗当たりそれなりの金額になります(栽培に2年間掛かるため)
自分がメリクロン苗を栽培している間に、株が市場に多く出回った場合たちまち値崩れします。
なので、値崩れしてもそれなりの値段で販売できそうな株に絞ってメリクロンすることをオススメします。
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