大枚はたいてやっとの思いで手に入れた高価なアガベちゃん。
どうにか増やして売りたいんだけど、どんな方法で増やせばいいのかわからなくて困っていませんか？
実は、方法を間違えるとその高価なアガベが枯れてしまう危険があるので注意が必要なんです。
ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht
この記事では、アガベ初心者に向けてアガベを増やす方法を解説していきます。
この記事を読めば、自分はどの方法でアガベを増やせばいいのか理解することができます。
どんな方法があるの？
多肉植物にカテゴライズされるアガベですが、
エケベリアのように葉刺しでどんどん増える植物ではありません。
ですが、多肉植物なので一般的な草花に比べると比較的増やすのは簡単な植物だと言えます。
じゃあどんな方法があるのかというと難易度順に、
・難易度中：脇目から出てくる子株を回収
・難易度低：クローン作成
※クローン作成については、業者にお願いした場合自分のスキルは問われないので難易度を低く設定しています。
クローン作成なんかは古くからある技術だよ
先ずは
胴切り
| 難しさ | ★★★★★ |
| 取れる子株の数 | ３～１０個 |
| メリット | 強制的に子株が取れる |
| デメリット | 元々の株が発根し難く、仕立て直すのに時間が掛かる |
なんのこっちゃって感じだと思いますが、アガベは写真のように切り離すと
切り離した部分から子株が生えてきます。
だいたい一つの株から３～１０個程度生えてくることが多いです。
この方法の注意点は、切った幹部から菌が浸入して枯らす可能性があるので、
清潔に保つことが重要です。
綺麗に洗ってダコニールのような殺菌剤で殺菌しておくと安心
参考に、普段私が胴切りするときに使用しているナイフの記事です♪
胴切りの株は根が生えないことが多く、”発根管理”して根を出させないといけません。
その際に結構枯らすことが多いので、発根管理の方法を調べておくといいでしょう。
脇目から出てくる子株を回収
| 難しさ | ★★☆☆☆ |
| 取れる子株の数 | 0～３個 |
| メリット | 親株の仕立て直しが不要 |
| デメリット | 子株が生えてくるかどうかは株次第 |
この方法は、自然に親株の脇目から生えてくるのを待つというものです。
胴切りのように親株を傷付けるわけではなので、枯らす心配はありません。
ですが、生えてくるかどうかは運次第で、全く生えてこないような株もあります。
根が生えてから親株から切り離した方が子株が良く成長するのでおすすめ
クローン作成
| 難しさ | ★☆☆☆☆ |
| 取れる子株の数 | 無限 |
| メリット | 組織があれば何株でも作成可能 |
| デメリット | クローンを作成するための金額が高い 作成までに時間が掛かる |
親株の組織を培養して増やしていく方法で、増やした苗はメリクロン苗と言われています。
メリクロンとは、メリステム（meristem、主として茎頂 (shoot apex) のメリステム）とクローン (clone) をつなぎ合わせて作られた言葉。すなわち、茎頂培養のことを言う（メリステムのことを和訳して分裂組織という）。
この方法は確かに数は増やせますが、親株を切り出して作るので、親株が最悪死にます。
若しくは仕立て直すのに時間が掛かるくらい形が崩れてしまいます。
ですが、むちゃくちゃ増やせるというのが一番のメリットです。
費用は結構掛かりますが、兎に角増やしたい方にはオススメの方法です。
一株あたりの費用が高いので、高価な株を増やす時に使うといいよ
まとめ 自分に合った方法で増やしてみましょう
アガベのような多肉植物は、どんどん増やせることが魅力の一つです。
増やした後どうするのかを考えるのも楽しいと思います。
どんどん増やして店を始めることもできるでしょうし、小遣い稼ぎにもなるでしょう。
自分の気に入った株を、始めるかどうか迷っている人にプレゼントするのもアリではないでしょうか。
楽しみ方は人それぞれなので、自分に合った方法でどんどん増やしてみてください♪
↓リンクをポチッてくれると死ぬほど喜びます
問い合わせは以下からお願いします
コメント