植え替え時期ではないときに子株が大きく育ってしまって困ったことはないでしょうか?
根の張り具合がまだ微妙で、植え替えて根を傷付けたくはないのにどんどん子株が大きくなってしまう。
そんな悩みを解決してくれる万能鎌を紹介します。
ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht
この記事では植え替えせずに親株を傷付けることなくきれいに子株を外す鎌と方法について解説していきます。
この記事を読むと、鉢から株を抜かず、いつでも子株をきれいに外すことができるようになります。
・TAKEMOTO BROS.の鎌って何がいいの?
・外した後の手入れはどうすればいい?
どうやって子株を外すの?
子株は大きく分けて3種類の取り外し方があります。
一つは植え替えの際に親株ごと鉢から抜いて、手で取り外す。
植え替えの際に取り外すことが多いと思います。
次に、単純に手で取り外す方法もあります。
一番オススメしたいのが、鎌での取り外しです。
TAKEMOTO BROS.の鎌って何がいいの?
私が普段愛用しているのは、兵庫県三木市にある鍛冶屋amenomaの”TAKEMOTO BROS. Utility Sickle”です。
この鎌の特徴は以下の3点です。
①鎌の先が尖っていないこと
株を鉢に植えたまま取り外すため、先が尖っていると葉と葉の間に鎌を入れた際に葉を傷付けてしまいます。
②両刃であること
右利きでも左利きでもどちらでも容易に使うことができます。
③刃が絶妙に尖っていないこと
ある程度固い土や石に刃が当たることを想定されているようで、絶妙な尖り具合で刃こぼれがし難いです。
それなのに株に刃を入れたらきれいにに切り落とすことができます。
鎌の持ち手には穴が開いているため、紐を通したり、ツール棚に掛けたりすることも可能です。
外した後の手入れはどうすればいい?
刃物なので、使っていくうちに刃こぼれ等で切れなくなってきます。
毎回使用後は汚れを綺麗にする
使用すると土や植物の樹液等が付着して汚れます。
先ずは水で刃物を洗い流し、水気を切ります。
※この鎌はステンレスなので、錆びにくいため水で洗ってもOKです
次に、刃物クリーナーで刃物を洗浄します。
切れ味が悪くなってきたら付属の刃物研ぎで研ぐ
TAKEMOTO BROS. Utility Sickleを購入すると刃物を研ぐための砥石もついてきます。
切れ味が悪くなってきた場合はこの砥石で研いで切れ味を維持しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この鎌は全てのサイズのアガベに適しているとは思いませんが、比較的簡単に子株が外せて尚且つ怪我しにくい設計になっているため、初心者にお勧めできる鎌と言えます。
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