アガベの天敵アザミウマをアレで早期駆除!!早めの対処が必要です。

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主に梅雨から夏にかけて大量発生するアザミウマ。気付いたときにはアザミウマに吸われた跡だらけで、高価なアガベが最悪枯れちゃってた。なんて経験ありませんか?

今回は即効性のあるスプレータイプの殺虫剤を、いつどのように使えばアザミウマを早期に駆除できるのか理解することができます。

ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht

この記事ではどのスプレータイプの殺虫剤をいつ使えば良いのか、どうやってアザミウマに効くのかを解説していきます。

この記事を読むと憎きアザミウマを効率的に、尚且つ早期に駆除する方法がわかるため、観賞価値の高い高価なアガベを維持することができます。

・そもそも虫ってどうやったら駆除できるの?
・アザミウマの駆除に効果的なのはベニカ?花いとし?
・殺虫剤以外の駆除方法
・顆粒タイプのオルトランとの使い分けは?
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そもそも虫ってどうやったら駆除できるの?

窒息

虫も人間と同じように呼吸をしているので、その呼吸ができないようにすれば死にます。

但し、人間と違って口で呼吸をしているわけではなく、腹の方にある”気門”から空気を体内に入れています。

その”気門”を塞いでやれば窒息死させることができます。

神経系を麻痺させる

殺虫剤全般がこれにあたるのですが、神経を麻痺させる成分を体内に入れて動けなくすることで死に至らしめることができます。

但し、全ての虫に効果的に作用する殺虫剤はありません。

何故なら虫によって神経を麻痺させるための西部が異なるからです。

なので、被害にあっている虫に効く殺虫剤を選ぶことが重要になってきます。

アザミウマの駆除に効果的なのはベニカ?花いとし?

アザミウマならどちらでもOK!!

どちらもアザミウマの神経に作用する成分が入っているので、どちらも効果があります。

但し、アザミウマの中にはその殺虫剤に耐えちゃうツワモノもいるので、併用がおススメです。

何故併用がいいのかというと、一つの殺虫剤に耐えるツワモノが増幅して効かない個体ばかりになって手に負えなくなるからです。

殺虫剤が作用するプロセス

空気を取り入れる”気門”から殺虫剤が体内に入って神経系に作用して死にます。

成分を見ると、大半が”界面活性剤”です。それは何故か。

虫は多少水に濡れても気門が塞がらないように、気門の周りを油や毛で覆われています。

界面活性剤は油と水の親水性を高めて、虫の体内に殺虫成分が入りやすいように手助けしています。

また、界面活性剤自体も気門を封鎖して窒息させる効果もあるようです。

ベニカの特徴

ベニカはアザミウマ以外にも、ハダニやアブラムシに効果を発揮する成分も入っています。

還元澱粉糖化物 0.6 %:気門封鎖系 ハダニ、アブラムシに効く。アザミウマには効かない
クロチアニジン 0.008 % :神経系 アザミウマに効く
ピリダリル 0.01 % :代謝阻害系 アザミウマに効く
ペルメトリン 0.01 % :神経系
マンデストロビン 0.2 %
水、界面活性剤 99.9595 %:気門封鎖型

クロチアジニンは浸透移行性で、葉から吸収されてガードする効果があります

花いとしの特徴

特にハダニ、アザミウマに良く効く成分が含まれています。

エトフェンプロックス 0.02 % :神経系 
ジノテフラン 0.01 % :神経系 アザミウマに効く
ミルベメクチン 0.0005 % :神経系 ハダニに効く
ペンチオピラド 0.01 % :殺菌剤 病気の対策
水、界面活性剤 99.9595 %:気門封鎖型

ペンチオピラドは殺菌効果があり、病気を予防してくれます

オルトランとの使い分けは?

顆粒タイプは長期的な予防に最適

水遣りの水に溶け込んで根から吸収して初めて効果が出るため、効果が出るまでに一週間程度時間が掛かります。

その代わり、一か月程度は効果が持続します。

アザミウマによる被害を防止したいならオルトラン”DX”

オルトランには、オルトランとオルトランDXがありますが、アザミウマに特に効果があるのは”DX”の方です。

成分の中にベニカにも含まれている”クロチアニジン”が入っているため、アザミウマに対してはDXの方が効果的です。

まとめ

普段何気なしに手に取って使っている殺虫剤ですが、成分の違いで虫毎に効いたり効かなかったりします。

また、特徴も様々なので、特徴を理解して使用することをおススメします。

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