HARU designから発売中の”Light staff VA 6K”を購入したので、
性能や使い勝手について解説します。
照度やPPFD等は同じくHARU designから発売されている”HASU38”に及ばないものの、
使い易さはLight staff VA 6K(以後ライトスタッフ)の方が断然上です。
ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht
この記事ではHASU38と比較しながらライトスタッフの良さについて解説していきます。
この記事を読めばライトスタッフが何故使い易いのか知ることができます。
HASU38については別の記事で解説していますので、参考にしてください。
こちらもイイ製品です。
ライトスタッフのスペック
先ずは他の植物育成ライトと数値の比較です。
【製品名】 | Light staff VA 6K | HASU38 Spec9 | AMATERAS | TSUKUYOMI |
【 照度 】 | 39,250lux | 76,300lux | 18,050lux | 21,690lux |
【 PPFD 】 | 650 μmol/m2・s | 1224 μmol/m2・s | 406 μmol/m2・s | 507 μmol/m2・s |
【 口金 】 | E26 | E26 | E26 | E26 |
【 消費電力 】 | 20W | 22W | 20W | 20W |
【 定格寿命(h)】 | 40,000時間 | 40,000時間 | 30,000時間 | 20,000時間 |
【1か月の電気代】※ | 200円 | 220円 | 200円 | 200円 |
【値段の目安】 | 4,800円※ | 5,400円※ | 13,000円 | 13,000円 |
※2023年5月現在の価格に修正。
照度、PPFDはHASU38に及ばないものの、それでもアマテラスやツクヨミよりも高性能と言えます。
照度はわかるけど、PPFDってなんやねん、、、って方はコチラに解説していますのでよかったらドーゾ♪
アマテラスとツクヨミと比較すると値段半分以下で同等以上の性能!!お得感満載
各距離毎の照度とPPFDはこんな感じ。
※広角にしてない状態での数値です
サイズ感等を比較(vs HASU38)
HASU38に比べると一回り小ぶりになります。
中央のLEDはライトスタッフの方が大きいです。
これは集中して照射するか、広角に拡散するかの違いかもしれません。
フィンの数がHASU38の方が多いので、排熱性はHASU38の方が高いと思われます。
ライトスタッフ:24枚
HASU38:36枚
ライトスタッフの特長
最大の長所VA!!
VAイイですよ!VA!
いや。VAって何よ、、、
・A:アングル(角度)
VAは角度変えれるよ!!って意味なんですけど、
角度っていうのは、照射角度のことなんです。
ライトスタッフはこの角度が手軽に変えられるようになっています。
HASU38は都度部品を取り外さないと広角に変えられないよ。
外した部品もどこかに保管しないといけないし、、、
どうやって角度変えるの?
写真の赤丸部分を回すと簡単に角度が変えられます。
力も全然いらないので、か弱い女性でも安心♪
光を拡散する場合はこんな感じ。
LEDの位置が変わってますね。
照度はどのくらい?(光を集中させた場合)
先ずは光を集中させて使う場合です
ライト直下
この辺りはスペック通りで問題無く使えます♪
ライト直下から約10㎝離した位置
まぁ使えなくはないレベル(ちょい物足りないかも、、、)
使い道は療養中の株に当てるかなぁくらいですかね。
ライト直下から約20㎝離した位置
これはもう全然使えないレベルです。
植物までの距離を近付ければ、HASU38と同じ感じで使える印象です
照度はどのくらい?(光を拡散させた場合)
お次は光を拡散させた場合の照度です
ライト直下
ライトから40㎝の位置でも約1万です(HASU38を拡散させた場合よりも照度は高い)
ライト直下から約10㎝離した位置
離しても1万。
繰り返す。10㎝離しても 1 万 !!
要はライトと植物の距離を調整したら、一灯でも広範囲に照らせるってことですよ。
ライト直下から約10㎝離した位置
20㎝離しても約7千なので、直下から30%程しか低減していません。
ですので、植物とライトを近付けると照射範囲は狭まるものの、
広範囲に強いライトの光を当てられます。
ダクトレールで使用する場合、ライトで植物への当て具合を調整できるので便利です
アフターサービス◎
公式サイトでも触れていますが、LEDライトはLEDが壊れるよりも先にドライバが壊れます。
LEDが40,000時間耐えるよ♪って書いてるけど、実際はもっと短い。
そこで、万が一壊れたときのためにパーツ用意しておきますっていうスタンスです。
その辺はHASU38と同じですね~
公式HPはコチラ
LED、ドライバそれぞれパーツは2,000円くらいですので、新品を買うよりも直した方がお得。
交換は自己責任なので、自身が無い方は公式から依頼した方がいいかも
HASU38も同額くらいのパーツ代なのですが、
ライトそのものの値段がライトスタッフの方が安いのでお得感はややHASU38に劣ります
まとめ:ライトスタッフはかゆいところに手が届く優等生
照度、PPFDの観点からするとHASU38には勝てません。
ですが、小回りが利くという観点ではライトスタッフに軍配が上がると思います。
細かい調整ができるように配慮されていることが伺えるので、とても使い易いライトと言えます。
特に以下の特長は高評価ですね。
・拡散にしても比較的照度が落ちにくい
・簡単に角度を切り替えられる(集中 ⇔ 拡散)
一長一短あるので、どちらの方がいい!と断言できませんが、
HASU38に使い難さを感じている方は、
お値段もお手頃なライトスタッフを試してみてはいかがでしょうか。
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