【植物育成ライト】HASU38 Spec9 が大幅グレードUP【新旧比較】

Haru designから発売されている最強の植物育成ライト”HASU38”が大幅グレードUPしました。

しかもお値段据え置きです（Amazon 5,700円くらい）。

HASU38は旧Ver.でも、”価格”、”スペック”共に非常に優れた植物育成ライトでしたが、

グレードアップの内容を見て即切り替えることを決めたくらい進化しています。

この記事では、進化した HASU38 Spec9 の優れた点について解説します。

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で、何がそんなにいいの？

新しいHASU38の優れている点は簡単に言うと、

この３点です。

HASU38はソケットタイプのライトの中ではトップクラスの性能を誇りますが、

使い難さを感じる部分があることも否めませんでした。

今回のアップグレードではその辺りも修正されて、より最強に進化しています。

一般的なHASU38の仕様が知りたい方は以下の記事からドーゾ！

LEDそのものの性能UP

今回のLEDチップは、FLAT WAVE LEDと呼ばれる（恐らくHaru designで独自で呼んでる）

チップを採用しています。

ライトの説明ページを開くと、大体この虹色のなんだかよくわからない表が出てきますよね？

これ、各色の光の波長の強さを表していて、満遍なく高いと太陽に近い性能が出せてるよってことです。

新しいHASU38のチップはこの光の波長が満遍なく強く出せるものに変更されているので、

これまでの製品よりも更に植物の生育を向上させることが可能になるということです。

ちなみに、PPFD(光合成光子束密度）を新旧で比較すると、絶対に使わないであろう

１５cm～２０cmあたりで少し新しい製品の方が低いです。

ですが、普段使用する３０～４０cmあたりでは変化は無く使用には問題無いと思います。

PPFD（光合成光子束密度）とは

特定の面積に一定時間（通常は1秒）に到達する光子（光の粒子）の数を計測する単位のことです。この数値が大きいと光の粒子が葉に沢山降り注ぐということです。

排熱性UP

今回のアップグレードでは、

こうすることで、ドライバーやLEDチップから生じる熱を逃がしやすくしています。

アレニウスの法則により～、、、って書いてますけど誰がわかんねん。と思いますよね。

要は、LEDライトは温度が上がると劣化し易くなるのよ。ということが言いたいようです。

排熱性能が上がっているので、長く使うLEDライトの寿命が延びて壊れにくくなっています。

☟【旧ver.の温度】約４５℃

☟【新ver.の温度】約３３℃

公式の情報通りフィンの枚数増によって、排熱する部分の表面積が増えて温度は下がっているようです。

ちなみに、温度は料理用の温度計を使用しています。

広角反射板付き

これまでは挟角の反射板しかありませんでした。

広角にしようとすると、この反射板を外すしかなく、

外すと全く使い物にならないレベルにまで性能が低下していました。

ですが、別売りの広角反射板を付けると、中心の照度は下がりますが

広範囲にそれなりの照度を得ることができます。

なので、例えば沢山の子株を一つのLEDライトで照らしたい場合、

HASU38（挟角反射板）のような中心だけ光が強いライトは適しません。

ですが、この反射板を付けることでそのデメリットを補うことができます。

デメリット

価格、性能ともにバランスの取れた良いライトなんですが、一点だけ気になる部分があります。

それは、、、

です。

☟【旧ver.の重さ】３００ｇ

☟【新ver.の重さ】３５０ｇ

フィンの枚数を増やして排熱性を上げているため致し方ないですが、一個あたり５０ｇの増です。

重くなることで、

といった不具合が想定されます。

まとめ　本気で植物を育てるなら最新のHASU38がオススメ

適当に死なない程度に植物を育てるのであれば、HASU38程のスペックは不要です。

ですが、アガベや塊根植物のように強い光を好む植物を本気で育てたいのであれば、

安価で性能の低いライトではなく、高性能のライトで育てる方が絶対に良いです。

このライトは、価格は安く、性能が一級品で非の打ち所がない良いライトです。

植物を思い通りの形に仕上げたいのであれば、このHASU38を使うことを強く勧めます。

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