アガベの室内育成において、夏場はもちろんのこと、冬でもサーキュレーターはフル稼働です。
いやいや。頭大丈夫ですか?と。
冬は寒いんだからサーキュレーターは必要ないですよね?
ワタクシもそう思ってました。
ですが、室内で育成する植物にはたとえ冬でもサーキュレーターが必要です。
なぜなら、
・土が乾くまでの時間が長くて根腐れするから
ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht
この記事では、植物の室内育成において、何故サーキュレーターが必要なのかメカニズムを解説します。
この記事を読めば、植物育成におけるサーキュレーターの役割を知ることができます。
何故葉の温度が上がるとダメなの?
アガベに限らず多肉植物全般に広く当てはまるのですが、
水分を多く含む植物は蓄えた水の温度が上がると、
蒸れたり、葉焼けを起こしたりします。
葉焼けは人間でいうところの火傷のような状態です
冬でも葉の温度が上がるのは何故?
その理由は植物が”光合成”をしてるからなんです。
光合成って響きがもう懐かしい。
光合成?あぁあの光が当たったら酸素生み出すアレね。
くらいの感じでしたが、植物を真剣に育ててる今は
そういうことだったのか!!目からぽろぽろウロコ状態です
植物が光合成すると何がどうなる?
光合成(こうごうせい、ひかりごうせい。英語: photosynthesis)とは、光エネルギーを化学エネルギーに変換して生体に必要な有機物質を作り出す反応過程をいう
本編とは全く関係ないけど、wikipediaって堅苦しくない?
有機物を作り出す反応過程をいう、、、って。
わかるよ。わかるけどもうちょいあるだろ。。。
要は、水、光、二酸化炭素から
・酸素
・熱
この”熱”が良くないって話
何故熱が出るん?
植物が成長するために必要なエネルギー量っていうのは決まってるそうな(個体差はある)。
必要以上の水と光は、熱に変えることで植物の外に放出できるっていう仕組みです。
徒長するのを防ぐためにガンガン光を当てるので、熱が発生しやすいってことです
かっこいいアガベに仕上げるためには”徒長”は何よりも避けたいところ。
そうならないために植物育成ライトでガンガン照らすのはいいけど、不要な熱が出ちゃう。
その不要な熱をサーキュレーターの風を当てて下げてあげましょう。
ってことです。
どのくらいサーキュレーター当ててればいいの?
光合成による葉の温度上昇という観点で当てるなら、
光合成している間は少なくとも当ててあげたほうがいいです(10~12時間くらいかな?)
あまり風速が早いと逆に温度が下がり過ぎたりするので、株に合わせて調整したほうがいいよ
我が家で使ってるサーキュレーターはコチラ。
土が乾きにくいと根腐れの原因に
室内環境といえど、夏よりは温度が低い場合が多いので、土は当然乾き難い。
アガベはとうに乾燥を好む植物なので、ある程度土が乾き易くないと根腐れが起きます。
植物は、葉っぱで二酸化炭素を吸って酸素と水を作り出し、根で酸素と水を吸い上げるが根腐れを起こすと酸素が吸えなくなり、窒息状態になるので葉や根が変色し、株が衰える。
地植えならまだしも、鉢植えだと死んだ根で鉢が埋め尽くされて
更に酸素が吸いにくくなるので、不のスパイラルから抜け出せなくなっちゃいます。
なので、土の乾燥という観点からは
土の水はけMAXの場合は、乾き易すぎると水が吸えないので、
逆に成長を阻害してしまう可能性もあります。
使用している土と株の具合で、どれだけの時間サーキュレーターに当てておけばいいのか見極めましょう。(個体差がありますので、一概にどれくらいというのが言い難い、、、)
まとめ 季節に関係無く室内育成ではサーキュレーター必須
アガベの発育にとっては、葉の温度低減と土の乾燥のしやすさは注意しておくべきポイントです。
冬だからと言って気を抜かずにサーキュレーターでより良い環境を整えてあげましょう。
最後にうちで使用しているサーキュレーターを載せておきますので参考にしてください。
結構広い範囲を一台でカバーできるので、気に入っています。
た だ し 、 音は静かだよ♪って書いてますが、普通にうるさいです(しゃーないかなと)。
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