アガベの胴切り天がなかなか発根しないのはナゼ?発根のメカニズムを解説

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アガベの育て方

アガベを増やすために中~大株を胴切りしたはいいものの、

切り離した葉っぱの方の株(胴切り天)が全然発根しないなんてことありません?

あれ、実は植物の発根メカニズム的に、胴切り天は発根し難くなってるんです。

この記事では胴切り天がナゼ発根し難いのか解説していきます。

この記事を読めばどうすれば発根の確立を上げることができるのか理解することができます。

ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht

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そもそも発根って何が起きてるの?

根の無いアガベが発根するときに植物の中に起きていることは、

簡単に言うと、植物の中にある根の成分が茎の根元に集まって根を出します。

ですが、ここで立ち止まって考えてみてほしいんですが、

植物って必ず茎の根元から根が出ますよね?

何故だと思いますか?

それは、根を作ることができる成分”オーキシン”が

根を出すところを嗅ぎ分けられるからなんです

オーキシン(英: auxin)とは、主に植物成長(伸長成長)を促す作用を持つ植物ホルモンの一群。天然に広く存在するオーキシンとしてはインドール-3-酢酸(IAA)が最も重要である。フェニル酢酸(PAA)も天然に広く存在するオーキシンであるが、その生理作用は一般的にIAAよりも弱い。

wikipediaより

何故オーキシンは根をどこから出せばいいのかわかるの?

実は、オーキシンには大きく二つの特長が植物に作用して根を出す場所を理解します。

・地面に向かって移動する
・光を避けて移動する

先ずは、地面に向かって移動するという特徴ですが、

オーキシンは基本的に葉先から茎、根の順に移動します

要は常に一方通行なんですよね。

なので、この性質についてはそこまで特に気にする必要はありません。

どうせ根の方向に移動するので。

次に、光を避けて移動するという特徴ですが、これが発根管理において非常に重要です。

アガベは根を出すために株の根元にオーキシンを集めることで発根します。

なので、株の根元にオーキシンを集めるために根元を暗くしてやればいいんです。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

おすすめは土にぶっ指して根元を暗くしてやるといいよ

株にオーキシンを直接吸わせることも効果的です。


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何故胴切り天は発根しにくいの?

実は、明確に胴切り天が発根し難い理由があります。

それは、植物は”若い株程発根し易い”からです。

それを一般的に”幼若性”といいます。

なので、大株だったり、エボリのような成長するのに時間が掛かる株は発根し難いのです。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

子株は蒸れたら一発アウトですが、発根はし易いということですね

どうすれば胴切り天の発根確立を上げられるの?

植物の特性が分かったところで、じゃあどうすれば胴切り天が発根し易くなるのかというと、、、

先ずは根元に近い部分を切る

もう切ってるyo、、、って方は仕方がないですが、これから切る方はなるべく根元に近い部分をカットしてください

ナゼ根元に近い部分を切った方がいいのかというと、株の中で一番”幼若性”が高いのが根だからです。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

アガベの成長点も根に近い部分ですよね?要はそこが一番成長する部分だから根も出やすいってことです。

蒸散を防ぐ

いきなり難しい言葉使うなよって思ったかもしれませんが、

要は蒸散というのは、根から水を吸い上げるために葉から水分を放出することです。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

コップに刺さったストローから水を吸うイメージ♪

蒸散(じょうさん、transpiration)とは、植物の地上部から大気中へ水蒸気が放出される現象である。蒸散は主にの裏側で起こるが、これは、蒸散の行われる気孔が裏側に集中しているためで、葉の表側や果実においても見られる。

wikipediaより

この蒸散は、根の無い胴切り天にも起こります。

それはどういう状況かと言うと、

・日光に株を当てる
・風を当てる
・湿度が低い

こういう環境では葉の表面が乾燥して、株の中の水分がどんどん奪われてしまいます。

ただ、アガベの場合湿度が高すぎると蒸れによって腐る心配も高まるため注意が必要です。

難しいですね。

環境的には外ではなく室内で発根管理した方が安定的に発根管理できると言えそうです。

水に漬けない

発根に時間が掛かる胴切り天にとっては病原菌は大敵です。

どういうことかと言うと、水の中で菌が繁殖して、その菌によって病気になり易くなるからです。

水耕で発根する場合、発根が遅いので水に長時間漬けることになるでしょう。

その場合マメに水を替えれば別ですが、ついつい忘れてしまって放置してしまいますよね。

その間に菌が繁殖して病気になってしまい、枯れてしまうかもしれないんです。

温度を25℃程度に保つ

アガベは春になったらどんどん成長しますよね?

未発根株もどんどん発根していきます。

それはなぜかというと、発根能力が一番高まるのが25℃程度だからです。

逆にこれ以上温度が高まると、雑菌が繁殖し易くなるため病気の危険が高まります。

更に温度が低すぎると、冬が休眠期のアガベは発根しません。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

春先に胴切りするのが一番発根し易いと言えます

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まとめ 胴切り天の発根は根気が必要

植物の性質上胴切り天はどうしても時間が掛かります。

なので、気を付けるべきは株を腐らせないことです。

腐らせないためには環境を常に綺麗な状態にしておくことが重要です。

根気強く発根管理に励みましょう!!

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