強い植物と言われているアガベですが、品種によっては管理が難しかったりしますよね?
アガベ王妃雷神も管理が結構難しい品種の一つだと思っています。
そんな王妃雷神の夏場の管理方法のコツについて解説していきます。
ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht
この記事を読めば王妃雷神育成の苦手意識を克服することができます。
夏場に注意すること
夏場は兎に角 ”蒸れ” に注意しましょう。
王妃雷神は夏の日差しにはかなり強い品種です(黄中斑除く)。
白中斑等の斑入りも問題なく強いです。
ですが、蒸れにはとことん弱いのが特徴です。
蒸れるとこんな感じで根元から一気にジュレますので、特に注意して観察してください。
体感ですが、3~4日土が乾かないと蒸れるリスクが高いです
水遣りのタイミング
水遣りは下葉が少し黄色くなって、葉焼け手前くらいまで放置してからやりましょう。
恐らく、水遣り前の土の状態は他のアガベに比べて乾燥していると思います。
蒸らさないためには水遣りのタイミングが非常に重要です。
最悪画像のような状態まで放っておいても全然大丈夫。蒸れるよりマシ。
葉の水分が多い品種なので、そこまで水は必要無いようです
水遣りのタイミングを完璧に管理したい方は、キャビノチェのような水分計を使うことをおすすめします
置き場所
夏場の気温が高い熱い日でもノーガードで100%直射に耐えます。
すごくないですか?
チタノタ系は日本の夏は直射ガンガンだと葉焼けしやすいけど、
この王妃雷神はびくともしません。
但し、雨が続く場合は土が乾かず蒸れ一直線なので、室内でサーキュレーターに当てて土を乾燥させよう
注意点
誤って水を遣り過ぎると、画像のように葉が割れ易いのが王妃雷神の特長です。
実は、蒸れの原因となる細菌がこの割れた部分から侵入してしまう恐れがあります。
なので、私は予防に液体タイプのダコニールを綿棒で幹部に塗って、
瘡蓋が形成されるまでの間殺菌するようにしています。
毎日よく観察して早めに対処しましょう
まとめ 夏場は多少放置くらいがちょうど良い
この王妃雷神は本当に水いるのか?というくらい水が少なくてもOKな品種です。
特に夏場は葉がシワシワになるまで放っておいてもいいくらいなので、
育成がズボラな人にはもってこいです。
水遣りを少なくすれば比較的簡単にボール状にかっこよく育てられます。
チタノタ系とは水の欲し方が違うので、意識して水遣りの回数を減らしてやりましょう。
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