インドア派の趣味におすすめ。アガベの始め方・育て方解説

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アガベの育て方

新年度が始まるこの時期、新しい趣味でもはじめたいなぁなんて思ったことありませんか?

でも、コロナが流行ってるのであまり人と積極的に交流する趣味って始めにくいですよね。

そうなると一人でもできて、あまり外に出歩かなくても済む趣味を探すことになると思いますが、

読書とかゲームだとありきたりで面白みが無い。。。

何かないかなぁとお探しのそんな貴方に”アガベの育成”を趣味にすることをオススメします。

ドーモ人柱冨蔵です。
100株以上アガベを育てた経験から、アガベを枯らさず育てる方法や育成のコツを発信してきます。Twitterでは植物育成に役立つ方法を発信していきますので、気軽にフォローください Twitterアカウント⇒@Tommy_steel_ht

この記事ではゲーム性や収集性の要素もあるアガベの始め方から育成方法について解説します。

この記事を読めば毎日帰宅することが楽しみになるような趣味に出会うことができます。

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そもそもアガベって何?

アガベは主に南米に生息する多肉植物です。

多肉植物って聞くと、あぁあのバラみたいな形のやつを想像すると思いますが、

アガベも実は分類としては多肉植物にあたります。

写真はアガベの”チタノタ”という品種で、近年人気急上昇中の品種になります。

比較的成長速度は遅い方で、盆栽のようにじっくり育てることができるので、

長く楽しめる趣味としてとってもオススメ。

何でそんなにオススメなの?

オススメな理由はいくつかあるのですが、特に

・育て方の違いで形が大きく変わる (ゲーム性)
・トゲトゲに個体差が大きいので違う形のものが欲しくなる (コレクター心くすぐられる)
・株の根元に子株が生えるのでどんどん増やせる (お小遣い稼ぎできるかも)

という理由がのめり込む理由だと思います。

人柱冨蔵
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特にこのトゲトゲは親の遺伝子を色濃く引き継ぐ特長があるよ

育て方の違いで形が大きく変わる (ゲーム性)

アガベは育て方によって成長したときの形が大きく変わってきます。

自分好みの形にするには、自分なりに育て方を工夫する。ということがとても重要になってきます。

その、”育て方を自分なりに工夫する”ということがアガベ育成の一番の醍醐味だと私は思います。

自分の思い通りに形を作れた時の喜びはほんとに別格です。

是非その体験を味わってみてください。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

育成失敗しても、ナゼ失敗したのか考えて次対策してみるのも楽しいよ

ちなみに、育て方を工夫するという意味は、

主に以下の4つをどう変えるのか自分なりに選択してみるということです。

・土の配合
・光の強さ
・水遣りの頻度
・風の強さ

NHKからアガベの育て方が記載された本が発売されているので、是非参考にしてみてください。

違う形のものが欲しくなる (コレクター心くすぐられる)

特に”チタノタ”という品種はトゲトゲが多種多様で、選抜品種名も覚えられないくらい存在します。

ちょっと画像を見てほしいんですが、コレ実はどれもおおもとは同じ品種なんですよ?

信じられます?それぞれ形が全然違いますよね。

巷では熱狂的な人も多くて、植物即売会のイベントが開催されると行列ができるほどです。

どんどん増やせる (お小遣い稼ぎできるかも)

増やした子株が高値で売れたりすることもあります。

なぜかというと、

アガベは百年に一度しか花が咲かない”センチュリープランツ”と呼ばれているくらい花が咲きません。

なので、要は種が全然取れないんですよ。

じゃあどうやって増やすのかと言うと、

株の根元からニョキニョキ生えてくる子株を取って増やしていきます。

アガベは成長も遅い、花咲かないから種取れないという特徴から、

市場に出回る量がそれほど多くないため、子株でも金額が高騰したりします。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

小さい子株でも数十万円で取引されたりするよ

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どこで買えばいいの?

アガベが購入できるのは、

・専門のショップ
・ホームセンター
・メルカリやヤフオク

この辺りが一般的です。

最近では人気度が上がって、近所のホームセンターでも購入できるようになってきています。

ですが、品種等をこだわりたい方は、種類も豊富な専門のショップで購入することをオススメします。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

専門のショップは少し高いですが、種類や見た目も豊富なのでお気に入りを見つけやすいのがいいですね

兵庫県の西部にはなりますが、割とお手頃価格で販売されている園芸店もあるので、

近場の方は是非足を運んでみてください♪

メルカリやヤフオクで購入する際の注意点

近年は選抜種が特に人気で、子株でも数万、数十万で取引されることも多いです。

当然子株は親株に比べて安く手に入れることができるのですが、

本当にその種類なのか見た目では判断できないですよね?

そのことを逆手にとって種類を偽って出品している悪質な方も中にはいます。

大きくなって初めて騙されたことに気が付くので、ほぼ泣き寝入りとなるでしょう。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

名前だけで騙されて泣き寝入りしたことは何度もあります、、、

そんなことになるくらいなら、少し高くても専門店で購入することをオススメします。

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室内で育てるためには何が必要?

室内でアガベを育成するためには最低

・培養土
・肥料
・鉢
・植物育成ライト
・サーキュレーター

この辺りが必要になってきます。

培養土について

先ず土についてですが、どれだけのめり込むかわからないからとりあえず始めてみるという方は

水捌けの良いサボテン用の培養土を購入しておけば問題無いです。

こだわりが出てきたときに何の土を使うか考えればいいと思っています。

肥料について

肥料については、アガベはサボテン同様あまり栄養分の多くない痩せた土を好みます。

例えば、栄養分の多い牛糞や腐葉土なんかを与えてしまうと、栄養分が多過ぎて枯れる心配が出てきます。

ですので、”元肥”と呼ばれる一年を通じでゆっくり溶け出すような肥料を土の中に入れておくのが一般的です。

そこまでガンガン肥料を与えるってわけではないということです。

鉢について

これはまぁ最初は気に入った鉢で基本的にはOK何ですが、

三つのポイントを意識して選ぶことをオススメします。

・縦長の深鉢であること
・通気性に優れていること
・できれば黒色
この三つを意識して選ぶことをオススメします。

ナゼ深鉢なのかというと

アガベは匍匐性(ほふくせい)の根ではなく、

地面深く掘り下げる直根性の植物だからです。

しかも、結構ガッチリ根を張るので、鉢が浅いと直ぐ根鉢になって、

結果根腐れして枯れてしまうリスクが有ります。

ナゼ通気性を意識するかというと

基本的にアガベはメキシコのようなあまり雨の降らない地域で育つ植物です。

ですので、ある程度その環境を再現する方がいいので、

通気性の高い鉢が好ましいということです。

プラスティックなので、かっこよくはないですがアガベ通が使っているプラ鉢をご紹介します。

サイズも豊富で自分もアガベ育成初期のころから愛用してます。

ナゼ黒色が好ましいかと言うと

黒は色的に熱を吸収しますので、鉢の中の温度を高めることができるんです。

例えば寒い冬場でも、外に出して株の温度を高めておけば、耐寒性がUPして寒さに強いアガベに

育てることもできます。

中には白色もあったりましますが、鉢内の温度の観点から黒色を購入することをオススメします。

植物育成ライトについて

アガベは直射日光のような強い光を好みます。

ですので、専用に開発された”植物育成ライト”が必要になってきます。

最低限植物が育つために必要な光の波長が照射できるライトを購入することをおすすめします。

必要な光の波長って何だよ、、、ってならないために以下の文言に注目して購入するようにしてください。

フルスペクトル

フルスペクトルというのは、要は太陽の光の波長と同等の光の波長を照射できますよ。

というものです。

フルスペクトルじゃない場合、目の無いアガベは光を感じることができないので、全然成長しません。

なので、ある程度良さそうなライトにしとこ。となるでしょう。

で、結局どれ買えばいいのよ、、、って悩むと思いますので、

そんな方のために低価格で高品質な”Haru design”のライトがおススメです。

サーキュレーターについて

これは初心者にはあまりピンとこないかもしれません。

光と水さえあればいいんじゃないの?と思うでしょうが、

サーキュレーターや扇風機による空気の循環が植物には必要不可欠なんです。

サーキュレーターの機能は主に、

・光合成のために二酸化炭素を供給する
・葉の表面温度を下げる
・蒸散を促す

というとても重要な役割を担っています。

蒸散について

植物体内における水の移動は、蒸散を起点とする水ポテンシャルの変化により引き起こされている。

wikipediaより

要は蒸散というのは、植物の表面に空いている穴から出る水分を蒸発させて、

根から水分をくみ上げることを促してくれるんです。

ですので、言い換えれば風を当てれば早く水が吸えるということです。

空気の循環が少ない室内では、必ず風を当てるようにしましょう。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

風を当てないと、カビや苔が繁殖しやすくなるよ

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育てるときの注意点は?

室内でアガベを育てる場合は、

・気温や湿度
・水遣りの頻度

に注意しましょう。

気温や湿度

気温は25℃くらいが良く成長します。

30℃~35℃になると、蒸れて枯れる危険性が増します

湿度はとにかく乾燥した方がいいので、なるべく低湿度になるように除湿しましょう。

水遣りの頻度

週何回というよりも、鉢の様子を観察しながらやりましょう。

水遣りは、室内に置いていると気になって直ぐ水遣りしたくなりますが、

ぐっと我慢してある程度土が乾いてからやることをオススメします。

人柱冨蔵
人柱冨蔵

水遣りし過ぎると、根腐れして枯れる可能性があるよ

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まとめ

室内で、しかも一人で始められる趣味としてアガベの育成はとってもオススメです。

特に、育て方はひとそれぞれなので、自分オリジナルのやり方を見つけるのがとても楽しいと思います

自分の思い通りに成長させることができるとどんどんのめりこむこと間違い無しです。

この春から是非始めてみましょう♪

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